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IPMSに対するIPアドレスの自動割り当てや、IPSMのファームウェアを転送するために、DHCPと呼ばれる機能を利用します。ここで設定する内容によりWindows95やMacintoshなどのパソコンを接続する場合、ネットワークの設定を自動化させることなどが可能になります。赤い文字の部分は各々で合わせて下さい。
既にFreeBSDのインストール時に、pkg_addによりisc-dhcpが組み込まれてますので、下記のような設定ファイルを作成するのみとなります。この設定はisc版のdhcpを利用した場合でありwide版では異なるので注意して下さい。
FreeBSD2.2.7Rでは4枚目のCD-ROMを入れて、/packages/net/isc-dhcp2.b1.1.tgzをインストールして下さい。
/etc/dhcpd.confの例
subnet 172.16.114.0 netmask 255.255.255.0 {
・・・規定するアドレスの範囲を指定
range 172.16.114.230 172.16.114.239;
・・・自動的に割り振るアドレスの範囲を指定
(他のパソコンなどに割り当てるアドレス)
default-lease-time 43200;
・・・使用可能な時間を秒で指定
max-lease-time 86400;
・・・使用可能な最大時間を秒で指定
option subnet-mask 255.255.255.0;
・・・サブネットマスク
option broadcast-address 172.16.114.255;
・・・ブロードキャストアドレス
option routers 172.16.114.101;
・・・デフォルトルート
option domain-name-servers 172.16.114.101;
・・・DNSのIPアドレス
option domain-name "jk1mly.prug.net";
・・・ドメイン名
}
・・・ここまではアドレスを自動的に割り振らない場合には不要です
host ipsm1 {
・・・固定的な設定
hardware ethernet 00:60:52:05:c8:d7;
・・・IPSMのMACアドレス
fixed-address 172.16.114.102;
・・・決まったIPアドレスを割り振る
filename "/tftpboot/ssipsm.v1.36.bin";
・・・起動時に送るファイルの指定
(実際のファイル名に合わせる)
option subnet-mask 255.255.255.0;
・・・サブネットマスク
option broadcast-address 172.16.114.255;
・・・ブロードキャストアドレス
option routers 172.16.114.101;
・・・デフォルトルート
}
dhcpが使用しているIPアドレスなどの情報を格納するため、下記のコマンドでディレクトリ/var/dbに、ファイルdhcpd.leasesを作ります。
touch /var/db/dhcpd.leases
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