PRUG96システム

システム構築ドキュメント


システム構築:サーバの立ち上げ:ネットワークの設定:dhcpd

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 IPMSに対するIPアドレスの自動割り当てや、IPSMのファームウェアを転送するために、DHCPと呼ばれる機能を利用します。ここで設定する内容によりWindows95やMacintoshなどのパソコンを接続する場合、ネットワークの設定を自動化させることなどが可能になります。赤い文字の部分は各々で合わせて下さい。

 既にFreeBSDのインストール時に、pkg_addによりisc-dhcpが組み込まれてますので、下記のような設定ファイルを作成するのみとなります。この設定はisc版のdhcpを利用した場合でありwide版では異なるので注意して下さい。

 FreeBSD2.2.7Rでは4枚目のCD-ROMを入れて、/packages/net/isc-dhcp2.b1.1.tgzをインストールして下さい。

/etc/dhcpd.confの例

subnet 172.16.114.0 netmask 255.255.255.0 {

・・・規定するアドレスの範囲を指定

  range 172.16.114.230 172.16.114.239;

・・・自動的に割り振るアドレスの範囲を指定

   (他のパソコンなどに割り当てるアドレス)

  default-lease-time 43200;

・・・使用可能な時間を秒で指定

  max-lease-time 86400;

・・・使用可能な最大時間を秒で指定

  option subnet-mask 255.255.255.0;

・・・サブネットマスク

  option broadcast-address 172.16.114.255;

・・・ブロードキャストアドレス

  option routers 172.16.114.101;

・・・デフォルトルート

  option domain-name-servers 172.16.114.101;

・・・DNSのIPアドレス

  option domain-name "jk1mly.prug.net";

・・・ドメイン名

}

・・・ここまではアドレスを自動的に割り振らない場合には不要です

host ipsm1 {

・・・固定的な設定

 hardware ethernet 00:60:52:05:c8:d7;

・・・IPSMのMACアドレス

 fixed-address 172.16.114.102;

・・・決まったIPアドレスを割り振る

 filename "/tftpboot/ssipsm.v1.36.bin";

・・・起動時に送るファイルの指定

   (実際のファイル名に合わせる)

 option subnet-mask 255.255.255.0;

・・・サブネットマスク

 option broadcast-address 172.16.114.255;

・・・ブロードキャストアドレス

 option routers 172.16.114.101;

・・・デフォルトルート

}

 dhcpが使用しているIPアドレスなどの情報を格納するため、下記のコマンドでディレクトリ/var/dbに、ファイルdhcpd.leasesを作ります。

touch /var/db/dhcpd.leases


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