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まだベータ版であるため、何らかの不具合が発見された場合には、ブート用のROMを交換して頂く可能性があります。この場合には図に示したROMを外し、新しいプログラムの書き込まれたROMを、慎重かつ確実にソケットに実装して下さい。
このROMは起動時にサーバからソフトを得るためのプログラムなど、ブート時に必要な機能が入っています。
サーバとの通信は全てイーサネットを使うため、このインタフェースとしてIPSMの背面側に、イーサネットカードを実装します。
テストモードは連続的に電波を出すことが可能で、これにより対向局との間でアンテナの向きを調整する時などに使えます。
スイッチをLEDのある側にしておき、電源を入れるとテストモードで動きます。次にスイッチをLEDのない側にすると、送信と受信のLEDが同時に点滅し、テストモードでの送信を開始します。受信状態に戻したいときは、スイッチをLEDのある側にします。
受信側のLEDの点灯(点滅)状態を見ながら、互いに連絡を取りアンテナを回してビームの方向を合わせて下さい。
ベータテスト用に配布したIPSMの基板には、部品の実装はありませんが幾つか機能を拡張するため、基板上にパターンが設けられています。
今回のシステムではルート製の無線機を使用していますが、FSKなど他の無線機を接続することが可能なように、図中のコネクタ2が設けられています。またZ80により制御されるパラレルポートも設けられており、これらを必要に応じて活用していくことが可能なようになっています。
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