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PRUG96プロジェクトで領布したベータ版のシステムは、下のように簡易防水のケースに入っています。そして中にはスペクトラム拡散の無線機の他に、IPSM(IPシールドマシーン)と呼ばれる部分が、1枚の基板として入っています。この基板の上で色が一部違う(明るい)ところは、NE2000互換のイーサネットカードです。その上に見えるのがスイッチング電源で、無線機およびIPSM,イーサネットカードに+5Vを供給しています。
ケースのフタ下側に書かれた番号は、配布時に取り付けてあるイーサネットカードのMACアドレスです。実際のベータ版ではIPSMの基板に貼り付けてありますので、ケースを開けて確認して下さい。
このIPSMには3つのLEDと1つのスイッチが付いています。
LEDは下の図で上から、点滅により動作中を示す赤いLED、信号を受信していることを示す緑のLED、電波を出していることを示す赤いLEDになります。
スイッチはテストを行うときに使用するもので、通常はLEDのある側(下の図だと下の方向)に倒しておきます。IPSMの基板は前出の写真のように、裏面が手前になるよう実装されています。
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