基板改造図


 アルファ版より前の基板を使われている方は少ないと思いますが、これらの基板では現在と互換の無い部分があるため改造が必要です。この改造を行わないと、配布されている最新版のROMでは正常に動作しません。

 テストモードを追加するため、SIOの入力DCDAを使用するように仕様が変わっています。このため該当するピンをプルアップし、Hレベルとなるよう改造します。

 AKI-80のCN2-9ピンが該当する信号なので、このピンを1〜10kΩ程度の抵抗で+5Vに接続します。場所は下記を参考にして下さい。

 テストモードが必要な場合には、この信号とGndをスイッチに接続して下さい。IPSMを立ち上げるときに、この信号がLになっているとテストモードになります。テストモードでは、スイッチにより連続送信と受信状態に切り替えが可能で、サーバも不要ですので、アンテナの方向調整などに使用すると便利です。


 またオリジナルの基板回路では、TXのLEDが正しく点灯しません。この修正は同期検出用のROM下にあるHC14(またはHC04)の1ピンをカットし、これをSS無線ユニット接続用コネクタの17ピンに接続します。

 これはLEDの点灯をICへの吸い込みで行っている場合なので、逆の点灯方法を使っている時には、AKI-80下にあるHC14(またはHC04)の13ピンからジャンパして下さい。

(1ピンの足をカットし、IC側に残ったところへジャンパする)

(適当な穴を使ってジャンパを裏に出す)

(コネクタの足にジャンパする)


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