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pfwld-1.40.tar.gzおよびrnavid-1.40.tar.gzを展開して得られたファイルに、設定例としてファイルpfwld.conf-sampleとrnavid.conf-sampleが含まれてます。これをディレクトリ/etcの下にコピーし、viなどのエディタで設定ファイルpfwld.confとrnavid.confを編集して、使用する環境に合わせて下さい。
cp PFWLD/pfwld.conf-sample /etc/pfwld.confcp RNAVID/rnavid.conf-sample /etc/rnavid.confcd /etcchmod 644 pfwld.connfchmod 644 rnavid.conf
各項目の設定内容は下記のようになります。
/etc/pfwld.confの例
# sample server configuration for FreeBSDpfwl:sa=192.168.41.200:da=192.168.41.201:dev=tun1:ipsm:un=0:ha=172.16.114.102:sid=PRUG96-0:bw=808000:
sa=192.168.41.200・・・トンネルの入口側アドレスまたはホスト名
da=192.168.41.201・・・トンネルの相手先アドレスまたはホスト名
ha=172.16.114.102・・・IPSMのIPアドレスまたはホスト名
dev=tun1・・・トンネルデバイスのデバイス名
sid=PRUG96-0・・・無線で使用するコールサイン
bw=808000・・・使用する無線回線の伝送速度
複数のIPSMを接続する場合には、pfwl行にその数を追加すると共に、ipsm行を追加して下さい。下記は2台の例です。
pfwl:sa=192.168.41.200:da=192.168.41.201:dev=tun1:cl=2:ipsm:un=0:ha=172.16.114.102:sid=PRUG96-0:bw=808000:ipsm:un=1:ha=172.16.114.103:sid=PRUG96-1:bw=808000:
/etc/rnavid.conf
rip:mi=4:mo=4:local:da=192.168.41.200:nm=255.255.255.254:
da=192.168.41.200・・・経路情報として流すネットワークアドレスの指定
nm=255.255.255.254・・・IPSMとの通信に使用するネットワークのネットマスク
mi=4・・・metricが4以上の経路情報は無視
mo=4・・・metricを4として経路情報を出力
local 行は複数設定できますので、routed 等を動かさない場合は自分がアナウンスすべきネットワークを登録する事により、他のネットワークへのgateway が可能となります。例えば上記に加えて下記のlocal行を書くと、172.16.114.0/24のネットワークに対する、固定的なルーティングとなります。
local:da=172.16.114.0:nm=255.255.255.0:
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