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IPSMに使用するNE2000互換イーサネットカードのMACアドレスを知る必要があります。このため下記の方法により情報を得て下さい。ベータ版として配布したセットの場合は、ケースを開けると中の基板に書いてあります。
MACアドレスを含めてイーサネットをモニタするため、tcpdumpコマンドに-eオプションを使用します。
tcpdump -i ed0 -e
上の例にあるed0 はデバイス名の一例なので、IPSMを接続するportに使用するデバイスを指定して下さい。
次にIPSMの電源を入れますとbootpのためのpacketが流れ、これが下記の例のようにtraceされます。
22:35:37.525446 0:60:52:5:c8:d7 Broadcast ip 370: 0.0.0.0.bootpc > 255.255.255.255.bootps: [|bootp]
この中にある0:60:52:5:c8:d7の部分が、IPSMのMACアドレスになるのでメモしておきます。あとでdhcpの設定を行う際に使用します。
IPSMの動作が確実でない場合には、一時的にPCに実装して調べる方が良いかもしれません。IPSMが動いていれば、電源を入れた時にイーサネットカードのLEDが点滅し、通信するのが分かるかと思います。イーサネットカードに送信/受信LEDがないものもありますが、その時にはHUBのLEDなどを代わりに見て下さい。
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