PRUG96システム

システム構築ドキュメント


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 PRUG96システムは、イーサネットと直接に接続が可能で、高速な通信が可能な変復調を行う無線機と、誤り訂正や経路制御といった技術を取り入れた新しいプロトコルによる、新しい無線ネットワークのシステムです。

 従来のAX.25を用いたシステムでは、FM通信用の無線機に音声の代わりに、データ信号を送るような構成であるため、通信速度としては20kbps程度が限界でした。またエラーが含まれているパケットは、全て捨ててしまっているため、わずかなエラーがある場合でも再送が行われていました。

 これに対して新しいシステムでは、音声を送る場合にはアプリケーションの1つと考え、データを送るための専用の無線機を使用し、1Mbps程度の通信速度を確保しました。無線回線に付きものであるエラーに対しては、誤りが有ったときには受信側で検出・訂正が可能なよう、冗長な情報を送ることで改善しています。

 複雑なプロトコルの処理や誤り訂正などは、全てPC-Unixによるサーバで処理を行なうことで、従来のTNCに相当する部分の負担が増加することを抑えています。


 PRUG96プロジェクトの中で良く出てくる略語は、下記を省略して付けられた名前です。

 IPSM:IP Shield Machineの略(ハードウェア)
 PFWL:Packet Forward for WireLess linkの略(ソフトウェア)
 RNAVI:Route NAVIgatorの略(ソフトウェア)
 APFS:Asymmetric Path Finding Systemの略(システム)

 このドキュメントで使われる記述は、下記を原則としています。

赤い文字・・・各自の設定で異なる入力
イタリック・・コマンドラインからの入力


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