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AlincoのEMS-57をIC-910で使えるようにしてみました。


 DTMFを出せないと最近の遊び(Echolinkやwiresなど)が出来ないため、IC-910で使えるDTMF付のマイクが欲しいと思いロケットを訪ねたが、現在Icomからは出ているマイクはコントロールだけで実際の発振器はRigの中だという。Alincoのマイクは中に入っているとの話しでEMS-57という製品を購入してきました。

 まずは配線だけAlincoからIcomに変えてみたが変調が浅い。そういえば大昔にIC-390というRigで経験したよなぁということでマイクアンプを追加してみました。

 本体側をバラしてもらうと分かりますが、カールコードからの全ての線が基板の端子に半田付されてますから、ここで結線を容易に入れ換えられます。ただしup/downスイッチの扱いがAlincoとIcomで違いますので、この部分は考慮が必要です。

 マイクアンプは信号のレベルも小さいので、良く使われるトランジスタ1石によるタイプで、これをFCZ基板を3列分に切った上に実装しています。電源はマイクの基板内から得ています。また都合の良いことにマイクのラインにチップ抵抗が入っていたので、これを外して間にアンプが入るようにしました。

 とりあえずは回路図とか書いてないので、高解像度の写真へリンクさせておきます。

 当然ですが改造したらメーカの保証はありませんし、ミスをして無線機本体を壊しても誰も保証してくれませんが、このマイクそれなりに遊べそうです。

 

基板シルク
Alinco用
Icom用改造
MIC
1
1
PTT
2
5
DN
3
3
UP
4
470
+B
5
2
MR
6
open
GND
7
7
GND
8
6
4
open
8
open