はじめてのパケット通信

 自分がアマチュア無線を使ったパケット通信を始めたのは、大学で3年になる頃でした。

 この頃はパソコン通信が有料サービスに移行するころで、アマチュア無線としてはミニFAXなども流行していました。

 JK1SXS;貝山君などと一緒に何だか新しい遊びがあると、TNC-20というタスコ(その頃はテレリーダ?)のTNCを何人かで購入し、430Mでチャットを始めたのでした。

 この頃に自分が使っていたパソコンは、NECのPC-6001(Z80)に自作のシリアルアダプタ、そしてターミナルソフトも自作という今では信じられないような環境でした。

 パケットを始める前から、パソコン通信もしていたのですが、それも同じ設備で遊んでたんですから・・。

 この時代はHDDどころかFDDすらないので、テープレコーダからソフトをロードしていたんですよね。ちょうどパケットと同じようにピーピロピロなんて音で。

 少しして学校の無線部にPAX-88Bという、スタンドアローンで動くBBSシステムを内蔵したTNCが設置され、みんなで色んな話しをしたもんです。

 テーブルトークRPGにも同じ頃はまっており、その話しをカタカナで綴ったりしてました。捨てられてなければ、八王子の部室にバックアップファイルが残ってるかもしれません。

 こんな感じで約10年前にパケットを始めたのでした。


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