PSKへ挑戦

 もともと自分は仕事で地上マイクロの固定通信とかを少しやっており、位相変調(PSK)とかに興味がありアマチュア用にも何か作ってみたいと思っていた。

 そこで第1段として、50MのDPSKで通信するための送信・受信を作った。但し受信のキャリア再生は作らずに、送信側からもらっていたので、本当にはじめの一歩だけである。

 そんなことで遊んでいると、秋月で衛星放送用のQPSK復調ICが安価に販売された。

 これを元に回路を作り直して、昔のトランシーバの中間周波数に使われている10.7MのDQPSKの変復調を作ったのである。伝送速度は1Mくらいであったが、高速パケットのプロジェクト(別記)をはじめると聞き、一人で作ることは、これで終わりとしたのであった。

 その後プロジェクトにて、PHSで使われているπ/4シフトQPSKというのを使おうと話しが出て、とりあえずIF帯での実験は行ったが、それを高い周波数に上げるのがうまく行かないで、中途半端になっている。

 今は全く手を付けてないが、どこかで組み上げてみたいとは思っている。


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