ライブエンコーダを使う方法

0.はじめに

 ハムフェアの時に実験されていたのを、気付いた方も多かった(?)

かと思いますが、RealAudioを使ってレピータを聞くことが、PRUGの

ホームページ(http://www.prug.or.jp/)から可能になってます。

(なぜかVOXの回路図も置いてある!)

 それに刺激され試験的に自分も動かしてみましたので、どんなことを

すれば良いのかなどを簡単にまとめてみました。

 我が家の環境に合わせてなので、他の場合には少し異なりますが、

http://www.real.com/help/とかを見ていけば大丈夫でしょう。

(私にもできたのだから)

1.必要なソフトウェアのダウンロード

1)サーバ

http://www.real.com/products/server/easystart/

2)エンコーダ

http://www.real.com/products/encoder/realaudio/

から取り出して下さい。(8/30現在)

2.サーバの起動(FreeBSD)

1)r401easy-freebsd-2_1_1.tar.Zを作業用のディレクトリへ

展開します。

2)展開したファイルにあるsetupを実行します。

3)幾つかの質問に答えることにより、設定用のファイルが作られる

と共に、環境が構築されます。

(デフォルトを基準に自分の環境などに合わせて答えればok)

4)cern-httpdの場合、httpd.confにAddtypeとして.ramと.rpm(

下記の2行)を追加します。

Addtype .ram audio.x-pn-realaudio binary

AddType .rpm audio/x-pn-realaudio-plugin binary

5)リンクを作りたいhtmlのファイルで、下記の例のようにリンクを

書きます。

<A HREF="jk1mly.ram">439.90MHz</A>

6)リンク先のファイル(例ではjk1mly.ram)を下記のような内容で

書きます。

pnm://jk1mly.prug.tama.or.jp/jk1mly.ram

7)必要なファイルを構築したディレクトリから、下記のように

サーバを起動します。

bin/pnserver server.cfg

8)Webサーバも当然ですが起動しておきます。

3.エンコーダの起動(Mac)

1)取ってきたファイルからインストーラができるので実行します。

2)できたRealAudio Live!を起動します。

3)2.3)で答えた内容に合わせて、各項目を下記のように設定します。

a) Host jk1mly.prug.tama.or.jp

b) path jk1mly.ram

c) port 7070

d) password prug(なぜか見えちゃう)

4)Broad Castをクリックすれば、サーバに対して音を送り出します。

4.エンコーダの起動(Win95)

1)取ってきたファイルを実行するとインストールが実行されます。

2)できたRealAudio Live Encoderを起動します

3)2.3)で答えた内容に合わせて、各項目をMacの例と同様に

設定します。(項目が同じなので省略)

4)Start Encodingをクリックすれば、サーバに対して音を送り出します。

5.無線機やラヂオと接続

1)スピーカ端子とMacやPCのマイク入力をケーブルで接続します。

2)音を適当に入れてみて、ちょうど良いくらいにVOLを合わせます。

3)どんな音が聞こえるか、他のPCなどからアクセスすると良いでしょう。

 以上なので慣れた人ならすぐに動くかと思います。

 こういうことに慣れて無い私の例だと、前述のWebに書かれている

設定とかを見ながら、約6時間くらいでした。

 この中身としてはダウンロードする先を探したのと、2.6)の

ファイルに書く内容を調べる時間が半分くらいです。

 音としては普通に無線機から聞いているのと差がありませんが、

5秒くらいの遅延がありますので、実験するときは、レピータに向かって

話してから少しすると、自分の声が聞こえてきます。

 この遅延時間があることを使ったら、何か面白い遊びができそうな

気がしてます。

99.追伸

 自分の場合PM6100/66をエンコーダにしたら、他のことは何も

できませんでした。

 どうも最近はライブエンコーダがダウンロードできないみたいで、

それが残念です。(10月)


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