This is JK1MLY
Logo
Home Radio Network Electoronics Mac & PC

秋月電子のGPSモジュールを使用してみました


秋月電子のGPS-52D(B)-014というGPSモジュールを買ってきたので、これをPCに接続して使えるようユニバーサル基板に組んでみた。

参考回路図は付いているが、このキットは基板は付いてない。電源も付属しないので購入して使う際には必要に応じて一緒に求める。あとモジュールからの引き出しが、1.27mmピッチのコネクタなので、全くの初心者は誰か身近な人が助けてくれない場合には、失敗覚悟で購入すべきキットかもしれない。

 

ユニバーサル基板には、少し高いがサンハヤトのICB-93SEGという、片面ベタでスルーホールなものを使用した。これはモジュールをベタに半田付けするのが楽だし、銅テープなどを貼るより面倒でないためである。はじめにコネクタ用に穴を開け、その状態が下記である。

コネクタは接着剤で固定したが、ピンが細いので取り扱いを注意しないと折る可能性が高い。

(接続しないピンだったので影響は無かったが、線材を引っ掛けてしまい折ってしまった)

次の写真が全体の配置である。回路とキットに付属する例のままである。

ただ電源コネクタだけ、手持ちのものと交換して、ユニバーサル基板へ実装しやすいものを使用している。

最後の写真が裏面の配線である。配線後にコネクタのところは、接着剤で保護している。エポキシ系の接着剤なら何でも良いと思うが、最近は2液タイプでないものも出ているので、試しに使用してみたが良い感じである。

ショートチェックした後に電源を入れ、シリアルケーブルでPCに接続し、9600bps、ノンパリティ、8ビット長、1ストップビットでターミナルソフトを起動するか、付属するCD-Rに入っているソフトを使うことで動作確認できれば終了である。

なお感度であるが、木造家屋の中でも受信可能だが測位可能なのは10%以下の時間であった。このため最近の高感度タイプより少し劣るが、使える部類だと思う。