番号 | 項目 | 内容 |
1 | ソフトのダウンロード | 下記のURL から最新版をダウンロードしておきます。(m11-engという英語のOS-X版を選んで下さい) http://www.cadsoftusa.com/ |
2 | X11のインストール | X11がインストールされて無い場合には、OS-XのインストールCDを使って追加する必要があります。 カスタムインストールにありますが、けっこうサイズが大きいです。 |
3 | ソフトのインストール | tarを展開したらターミナルからinstallを実行して下さい。 ターミナルはアプリケーションのユーティリティにあります。 |
| プロジェクトの作成 | file-New-Projectで設計する基板のプロジェクトを作ります。プロジェクト名を自分が分かる名前に変更します。 |
4 | 回路図の作成 | File-New-Schematicで設計する基板の回路図を作ります。 AddボタンまたはEdit-Addで使う部品を選択し配置していきます。 それらをWireまたはDraw-Wireで配線していきます。 たぶん使ってみれば簡単に分かると思いますが、使いたい部品(国内で売られている部品)が殆ど無いかと思います。適当に代替えして書いてしまうか、ライブラリに追加するかは自由です。 |
5 | ライブラリの整備 | File-New-Libralyで自分用のライブラリを作ります。もし公開する気がある場合には種類などで分けて作った方が良いと思います。 もととして使える部品があると思いますので、Control Panelでlibralies下にある中から選び、Copy to Libralyでコピーします。 |
6 | 部品の配置 | File-Swtich to zboardで書いていた図面をもとにした基板のwindowが開き、部品が基板の外に並びます。 Moveボタンで移動できるようにして、基板内に大まかに配置していきます。 |
7 | 接続の確認 | Tools-Ratsnestで表示されている接続状態を表示し直します。ここでクロスしている接続が多かったり、配線が集中しているようなら、部品の配置や向きを変えたり、ゲートのスワップなどを行って配線が行いやすい状態にします。 |
8 | 自動配線 | EagleはFree版であっても自動配線が可能なので、まずはTools-Autoで配線してしまいましょう。 細かなルートとかは別として、きれいに配置できていれば、多くの配線は自動的に行えると思います。 多層基板では無いので、ここで未結線が出るようだと配置などが良くない可能性が高いので再検討してみて下さい。 |
9 | パターンの修正 | 自動配線だとパターンを曲げるところが美しくないとか、無駄なビアがあるなど気になる点があると思いますのでMovedで修正します。 電源などパターン幅を広くしたいところはChange-Widthで指定します。インチで表示されていますが、表示されるパターンを見れば、計算しなくても概ね分かるかと思います。 また配線を表と裏で入れ替えたい時には、Change-LayerでTopかBottomと指定し直します。 |
10 | ベタの処理 | 未使用な部分をGNDにしたり、電源を太く配線しておきたい場合には、Polygonを使います。 Polygonでエリアを指定し、次にNameで割り当てるネット(信号名称)を指定します。囲まれた中は、Tools-Auto でパターンやランドを避けて自動的に塗りつぶす処理が行われます。 あとでパターンを変えても、自動的に処理できるので使いやすいと思います。 また表と裏をビアで接続する場合には、Viaで必要な箇所に加えていき、Nameで信号名をGNDなどに書き換えます。 |
11 | シルクの処理 | メーカに製造を依頼する場合には、部品のシルク表示を整えます。価格を抑えるためにシルクなしにしたり、自分 or 友人が削り出しをする場合には不要です。 RipUpで部品を選択し、Moveでシルク表示されている文字などを移動します。けっこう面倒な作業ですが、シルクを見て部品実装することが可能なよう、ビアなどとも重ならないように配置を考えて行いましょう。 |
12 | エラーの確認 | Tools-ERCでエラーチェックをすることで電気的な接続に問題が無いかを確認することができます。 またTools-DRCで基板設計に関するチェックが可能です。こちらは製造を依頼するメーカからデザインルールが提供されている場合には、Loadで読み込んで適用して確認します。 エラーがある場合には該当する箇所を修正して行きます。 |
| | |
| | |